予稿集

センサIoTデバイスエミュレーションの抽象化に関する研究

Abstract

センサを搭載したIoT (Internet of Things)デバイスを使用することで,市街地や圃場など広範囲な環境データの取得が容易になる.データ取得に用いられるIoTデバイスは大量に設置する必要があるため,事前検証が難しく,また現地でのデバイス再設置のコストが高い.その対策としてエミュレーションを用いた検証が行われるが,センサIoTデバイスは同時かつ大量に動作するため計算負荷が高い.一方で,テスト要件に対して忠実な実装が必要とは限らない.そこで本研究では,計算要求リソースを削減するため,テストで用いるMCU (Micro Control Unit)エミュレータの機能の一部を抽象化することを提案し,抽象化によりテストのカバレッジがどの様に変化するかを考察した.

Information

Book title

電子情報通信学会 技術研究報告 知的環境とセンサネットワーク

Volume

118

Pages

49-54

Date of issue

2019/02/25

Date of presentation

2019/03/04

Location

東京大学 駒場IIキャンパス

Keywords

IoT /

Citation

広瀬 太志, 湯村 翼, 篠田 陽一. センサIoTデバイスエミュレーションの抽象化に関する研究, 電子情報通信学会 技術研究報告 知的環境とセンサネットワーク, Vol.118, No.468, pp.49-54, 2019.