予稿集

NOVVS:北海道情報大学図書館における滞在人数可視化システムの開発と検証

Abstract

北海道情報大学図書館には多くの利用者が来館する.座席の利用状況を確認するには図書館に出向く必要があるが,来館前に確認できるサービスがあれば利便性が高まる.特定空間内の滞在人数を遠隔地で確認するための手法は多数存在する.ただし,『図書館の自由に関する宣言』では利用者の秘密を守ることが求められるため,図書館に導入するサービスには利用者に配慮したシステム設計が必要となる.そこで本研究では,利用者のプライバシーに配慮して滞在人数計測を行う,北海道情報大学図書館の滞在人数可視化システムNOVVS(ノーブス) を開発する.NOVVSは,図書館内の混雑度をWebページとして表示し,来館者はスマートフォンで閲覧することができる.滞在人数の計測には,Webカメラの撮影画像による人物認識を用いた.利用者の秘密を守るため,撮影データを保存しないよう設計し,カメラの設置位置を配慮した.開発したシステムを用い,図書館で1週間の実証実験を実施した.実証実験の結果,NOVVSに多くの需要があることが確認できた.一方,カメラを用いることによる死角や遮蔽の問題も明らかとなった.

Artifacts

Information

Book title

インタラクション2025論文集

Date of issue

2025/02/23

Date of presentation

2025/03/04

Location

一橋記念講堂 (東京都千代田区)

Citation

南 朝陽, 辻 順平, 湯村 翼. NOVVS:北海道情報大学図書館における滞在人数可視化システムの開発と検証, インタラクション2025論文集, 2025.