Abstract
公道での走行が始まったレベル4 自動運転車は,運転者が乗車しない場合に遠隔監視が必要である.遠隔監視システムのUIは監視を容易にするために改善が必須だが,自動運転車の実機を使った開発はコストやリソース面で困難である.我々は,以前の研究において,3DCGで構築したバーチャル都市を活用して自動運転車遠隔監視システムのUI検討を行うプラットフォームCARMUIを開発した.実際の遠隔監視システムでは,自動車との通信は,ローミングや周辺の混雑状況などの様々な要因によって品質が変化する.そのため,CARMUIにおいても通信品質の変化を考慮することが求められる.そこで本研究では,CARMUIに通信品質変動機能を追加したプラットフォームCARMUI-NETを開発する.CARMUI-NETの設計および実装を行い,通信品質変動機能の性能と有効性を評価した.また,通信品質変動の影響を考慮した模擬評価実験を実施した.
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Information
Book title
研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI)
Volume
2025-UBI-85
Issue
30
Pages
1-6
Date of issue
2025/02/20
Date of presentation
2025/02/28
Location
大阪大学中之島センター(大阪府大阪市)
Citation
秋葉 貴文, 清水 怜良, 井上 慎之介, 金子 直矢, 牧野 仁宣, 湯村 翼. CARMUI-NET:自動運転車遠隔監視のためのバーチャル都市プラットフォームにおける通信品質変動機能の開発と評価, 研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI), Vol.2025-UBI-85, Issue.30, pp.1-6, 2025.
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