Abstract
2次元マーカの読み取りに用いる機器は現在スマートフォンが主流であるが,今後はスマートグラ スを利用することが増えるだろう.スマートグラスの可視光カメラで周囲を撮影することは,人知れずプライバシーを侵害する恐れがある.そこで本研究では,情報マーカ読み取りに熱赤外線カメラを利用するこ とを提案する.本論文では,ペルチェ素子を用いた遮蔽型と伝導型の 2 種類の方式のマーカと,組込み機 器用熱赤外線センサを用いた認識機をプロトタイプとして開発した.
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Book title
第29回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2021) 論文集
Date of issue
2021/12/03
Date of presentation
2021/12/08
Location
THE HAMANAKO
Citation
湯村 翼. 熱は情報の伝達媒体になり得るか?熱赤外線を用いた 2 次元マーカの開発, 第29回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2021) 論文集, 2021.